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平成のカリスマ経営者死去に想う

京セラの創業者で、第二電電(KDDI)を創業、経営破綻した日本航空の再建したことで知られる平成のカリスマ経営者・稲盛和夫氏が先月亡くなられた。

1959年に仲間と8人で会社を飛び出し、京セラの全身となる京都セラミックを27歳で創業。

独自の経営手法で業容を拡大し、京セラを大企業に育てた。

通信分野にも進出し、KDDIを発足。国際・国内長距離、携帯電話の各サービスを提供し、NTTに次ぐ総合通信会社を作りあげた。

更に2010年からは経営破綻した日本航空の再建に尽力。同社の業績を急速に回復させ再上場の実現を果たしている。

 

自身の経営哲学などを解説した著書も多く、実は私も熱心な読者の一人で氏の死去は残念でならない。

 

大きな志も持つこと

常に前向きであること

努力を惜しまないこと

誠実であること

創意を凝らすこと

挫折にへこたれないこと

心が純粋であること

謙虚であること

世のため、人のために行動すること

 

人間として正しいことを正しいままに貫くと人生・仕事の結果が変わるという氏の哲学を表した考え方。

平易な言葉だが、実践は難しい。

氏の著作のファンで氏から多くの影響を受けた者として、出来うる限り氏の考え方や哲学を踏襲し今後の自らの経営に生かせていくことが、私にとって大切かつ必要であることを感じた今回の稲盛氏の死去であった。

 

本来、人生とは素晴らしい希望に満ちているものです。(中略)未来に希望を抱き、明るく積極的に行動していくことが、仕事や人生をより良くする第一条件です。  -稲盛和夫氏著 「考え方」本文より

 

グラッソレジデンシャル株式会社

代表取締役 柴宮 亘