最近言葉の使い方に注意している。
発端はグラッソ社員全員で受講した「マナー研修」であった。
その研修で、言葉の語尾を短くする「お疲れっす」のような、「中途半端な体育会系」の言葉使いの指摘を受けた。
確かに無意識でそのような言葉を使っており、意識して治そうとしてもなかなか治らない自分がいる。
このことを発端に、自分が発する言葉の一つ一つを吟味して使うようにしている。
なかなか難しく実践にはまだまだ修行が必要であるが。
冬季オリンピックが始まった。
今回盛り上がらないオリンピックなどと言われているが、私は帰宅後ぼちぼち楽しんで観ている。
そんな中、女子モーグルの三浦豪太さんやジャンプの原田雅彦さんの解説を聞き、感心することがあった。
二人とも元オリンピック選手であり、いわばその競技のプロフェッショナルだ。
にもかかわらず、競技の技術的なことや選手の心情を非常に平易な言葉で話されている。
競技の面白さがより伝わってくる、中継であった。
翻って土地・建物のプロフェッショナルの私はどうであろうか。
普段、お客様と話しをする際、わかりやすい言葉で話せているだろうか。
「条件付」「仲手」「ウォークイン」等、専門用語を連発していないか。
中途半端な体育会系言葉と同様に、今後治していかなければならないなと考えさせらたオリンピック中継であった。
不動産部 柴宮 亘