先日、甲賀市のH様宅へアフター訪問に寄せていただきました。
訪問内容は外構のご相談と、クロスの隙間が大きく気になるので見てほしいとのことでした。外構の件は外構屋さんへ伝達を済ませ、いざクロスの確認。
写真は、壁と天井・壁と壁の取合い部分です。
おっしゃる通り、クロスとクロスの間に隙間が出来ております。
H様も原因をご心配されておられました。
この隙間の原因は木造住宅に使用する木材に大きく関係があります。
木材には元々水分が含まれております。木造住宅で使用する木材はある程乾燥させ、水分を飛ばした材料を使用しております。ところが木材の状態によっては家が建った後も乾燥・伸縮が続いたり、周辺環境によっては水分を吸って膨張したりする場合もあります。
時間が経つことで、最終的には木材が水分を吸ったり出したりしない状態に落ち着くのですが、一般的な新築住宅では安定するまでに約2年程かかるといわれております。
木材同様、クロス自身も温度や湿度により伸縮する性質があるため、築後2・3年頃までは隙間が発生する事は避けられません。
総じて、通常2,3年後には動きが落ち着いてきます。
ご説明後ご納得いただいた上、隙間補修を行いました。
補修方法は、ホームセンターでも購入いただけるジョイントコーク(クロス用コーキング)を隙間に埋め込み、入れ過ぎたらふき取る。たったのこれだけなんです!
上手くできるようになると少し癖になるんです。
あっと言う間に隙間ない新築の状態に!!!
H様にも大変喜んでいただきました。
OB様の喜んで頂ける顔を見れるというのはアフター訪問の特権ですね。
グラッソでは3ヶ月・1年・2年・10年のアフター点検のご連絡以外にも、約半年に一度お困りごとやご迷惑をおかけしていることが無いかの確認の連絡を入れさせていただいております。
OB様からの連絡はもちろん、OB様以外の方からのBlog見て我が家も一度見てほしい!などのご連絡も喜んでお待ちしております。
工事部 中野