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クレド キックオフミーティング

経営トップとして非常に重要な仕事「クレドの実践」について書きます。
私は3年前、「クレド手帳」を作成し、全社員に導入しました。「クレド(Credo)」とは「信条」を意味するラテン語です。会社の理念や創業時の想いのほか、共に働く社員の行動指針が具体的に、細部にわたり記載されています。このクレドを導入した目的は、会社が目指す方向と社員一人一人が目指す方向や心構えを一致させるためです。
私は、ルーティン化し目的を持たない会議は、社員の働く時間を奪う無駄なものと考えています。弊社では多くの工務店では当たり前の定例会議や工程会議は原則していません。SNSを活用したグループチャットでほぼ解決します。これができるのは「クレド手帳」があり、社員に「クレドの実践」を浸透させているからです。

先日、三重県伊勢市のホテルに弊社の全社員、グループ会社グラッソデザインオフィス株式会社経営陣も集まり年1回の最重要会議「クレドキックオフミーティング」を開催しました。一泊二日、計7時間、私が講師となり全社員が参加しました。この会議の目的は、四半期毎にアップデート(内容改善)されるクレドを確認し、なぜ改善したのか、その目的や理由にまで理解をすすめ、日々の実践に落とし込むことです。今回、各責任者はグラッソで働く目的や将来のビジョンを全員の前で発表し、私は「経営の考え方」を追加発表しました。来年10期目を迎えることもあり、今回のクレドは大幅なアップデートとなりました。会議後、弊社社員からは「会議で決意したことを忘れず実行し、今期末を笑って迎えたい」「1年後、3年後の目標を達成できるように今できること、すべきことに取り組みます」などの声が私のもとに届きました。
当日は、北海道から香川県まで各地の工務店経営者にもご参加いただき、弊社がいかにして今のクレドを創り上げ、社員に浸透させ、実業につなげているかの工程を体感していただきました。学んでいただいたことを持ち帰り、自社のクレド手帳づくりにぜひ活かしていただきたく願っています。

経営トップに不可欠な3要素は「1.人格や人望、2.戦略、3.理念」です。クレドは一見「理念実現の行動指針」を示したルールブックのようですが、実は「経営者の人格や人生観」、「戦略に流れるエッセンス」のベースにもなっているのです。私はクレドを通じて、全社員が同じ目的やベクトルに向かうように、日々発信しています。また、クレド手帳には理念、行動指針、経営方針・社内のルール以外にも営業・設計・工事の心得や取り決め事項も記載しています。良い家をお客様にと考えて、私たちは日々、懸命に仕事をしています。クレド手帳は、「よい仕事とよい毎日を生きる道」を示す全社員の拠り所なのです。

代表取締役 小西宏忠