私は何を隠そう、スポーツ大好き人間だ。
サッカーもラグビーもアメフトも好きだが、なんといっても野球が一番だ。
その中でも阪神タイガースに一番関心がある、大の阪神ファンであり、もはや中毒だ。
今年の2月に阪神タイガースのキャンプを見に沖縄宜野座へ行かせていただいた。
練習試合やバッティング練習、室内練習、選手がインタビューを受けているところなどいろいろと新鮮だったが、一番印象に残っているのは投球練習＝プルペンだった。
中でも当時イップスという病気で（と言われていた）もがき苦しんでいた藤浪慎太郎投手の投球練習でだ。
素人目でも思い通りの球が投げられず、奮闘しているのがわかる練習を繰り返し、わたしと小西代表はその様子を黙ってずっと見ていた。そして鬼気迫るものを感じていた。
時が経ち10月。ペナントレースも終盤。
その藤浪が160kmを超える速球を連発し活躍している。
先発という仕事からセットアッパーに配置転換され、吹っ切れたように見える。
報道では藤浪が投げるだけで球場が沸くという。
完全復活も目の前だ。
甲子園で春夏連続V、ドラフト1位指名、3年連続二桁勝利、年俸1億4千万、女子アナとの交際など順風満帆の野球人生からイップスという病気にかかり（と言われている）この2年は鳴かず飛ばず。
そんな中逆境からの復活は本当に素晴らしいと思う。
会社のこと、自分のことでこれから逆境や試練は待っているはず。
そんな時に自分はそれに立ち向かい、もがき、抜け出すことができるだろうか。
逆境を乗り切ることがより自分を成長へと導くとも聞く。
そんな時私は沖縄で見た藤浪のように試練に立ち向かう姿勢で臨みたい。
更には逆境や試練を楽しむくらいの気持ちでいたい。
今後に乞うご期待。
グラッソ株式会社 営業●不動産 柴宮 亘
