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配筋検査 〜かぶり厚編〜

本日、向日市のS様邸にて第三者検査機関JIOによる配筋検査を受けました。

 

配筋検査に合格しないとこの先の工程に進む事が出来ない重要な検査になります。

設計図書通りに出来ている事はもちろん、その他にもチェック項目がたくさんあります。

その中の一つをご紹介します。

①かぶり厚

かぶり厚とは、鉄筋からコンクリートの表面までの距離のことです。
かぶり厚は鉄筋の酸化予防とコンクリートのクラック防止に重要な項目で、必要なかぶり厚をとれないと、建物の耐久性の面で問題が生じることになります。
鉄筋上端部および基礎立上り部(空気に接する部分)のかぶり厚は40mm以上とし、基礎底盤(土に接する部分)のかぶり厚は60mm以上を確保しなければなりません。

☆かぶり厚を確保する為のアイテムのご紹介

スペーサーについて
底盤部分のかぶり厚を確保するために、スペーサーを使用して鉄筋を地面から浮かせます。底盤部分のスペーサーが鉄筋からずれてしまうと、鉄筋が部分的に下がってしまい、必要なかぶり厚を取れないことがあります。
また、スペーサーには鉄筋のたわみを防ぐ機能もあり、建物の品質を確保することができます。

ベタ基礎の場合は、キューブ状のスペーサーブロックを使って、鉄筋を地面から60㎜以上浮かせます。スペーサーブロックは面によって寸法が違うので、置き方には注意が必要なんです。

一つ一つ置き方も確認します。

設置は1mごとに1箇所設置が目安になります。

この様な項目を監督と検査員でしっかりチェックしておりますので、ご安心下さい。

検査員の方に「凄く丁寧さが伝わってくる配筋ですね」とお褒めのお言葉を頂きました。

無事に合格しましたので、引き続き工事を進めて参ります。

工事部   岡崎