こんにちわ。
グラッソ不動産統括の柴宮です。
不動産担当らしく、今回は最新の国の中古住宅の制度に関して書きます。
日本中で空き家が社会問題になっています。
更に、実は日本は中古住宅の流通が極めて低い国なのです。
日本の住宅流通量に占める中古住宅の比率は、約15%で、これは米国83%、英国87%、フランス68%などと比べて著しく低いのです。
新築を好む人が多く、住宅投資に占めるリフォーム投資の割合も3割弱にとどまっています。
このように日本では、中古住宅市場の活性化が大きな課題となっているのです。
国土交通省の調査によりますと、住宅購入の際に中古住宅を選ばなかった理由として、情報不足や品質への不安を挙げる方が多いそうです。
そこで国土交通省は、高品質の中古住宅を対象にした認定制度をつくることにしました。
建物の劣化度合い調べる住宅診断の実施や保険加入などの一定の基準を満たせば、新設する認定マークの使用を認めます。
「不安」「汚い」「わからない」という中古住宅のイメージを拭い、いま4兆円ほどの中古住宅市場を、2025年までに倍に増やすとの事です。
中古住宅に関して、できるだけ多くの情報を開示して、購入の判断材料を増やそうとしているのですね。
それでも私は新築を建てたいですが・・・。
但私自身、これからも国の住宅政策を興味を持ってみていきたいと考えています。
そして、自身の中古住宅の仲介業務にも役立てていきたいと思っています。