先日、我が社のコンサルタントの鬼山先生の研修を受講しました。
研修は住宅業界の動向やマーケティングなどに関して定期的に行われており、 今回は“顕在意識と潜在意識”についてのお話がありました。
顕在意識=自分で自覚・認識できているゾーン
潜在意識=自分で自覚・認識できていないゾーン
先生の話では、「お客様にただ質問をしても返ってくる回答は顕在意識の中にあるものでしかありません。
お客様の潜在意識の中にある要望や不安・不満を顕在化させることで、気づかせてくれる相手に『私たちのことをよく分かってくれている』『私たちのやりたいことが見えてくる』と全幅の信頼を寄せて頂けるようになる」との事でした。
この内容は主に営業・設計・コーディネーターなど、お客様との商談や図面・仕様打合せの中で重要になってくるものですが、工事においても同じことが言えるのではないかと思います。
工事担当としての役割は、お客様の想いを形にすることです。
工事担当がお客様と最初に関りを持つのは図面・仕様打合せ最終日の引継ぎ打合せになります。
そこから、工事お引渡しまでの連絡のやり取りや現地での打ち合わせなど、お客様と接点を持つ機会が多いです。
図面通りの家を建てることはもちろんですが、工事を進めていく中で不安に思われている事や住まれてから後悔のないような家にするのも工事担当の役目だと思います。
そこで前述のお客様の潜在意識の顕在化することがお客様へのより信頼に繋がるのだと思います。
今回の研修を生かし、お客様の痒いところに手が届くような存在になれるよう日々精進して参ります。
工事部 西澤